書家:宮本竹逕

寒玉逕翠会は、創立者でかな書家宮本竹逕の書道理念を継承し、それを広く普及することを旨としています。

宮本竹逕の書道理念とは、書は線の表現であること。
文字は形のみを大切にするのではなく、形を形成する一本一本の線質が大切であり、その線を鍛える為に、長く審美眼に堪えてきた古筆から学びとることです。

また創立者等が創刊した伝統ある機関誌『書芸公論』を引き継ぎ、通巻850号を超えました。創刊当時と変わらず、「かな」を中心とした有意義なコラムや古典解説などを掲載し、ご好評を頂いております。

「寒玉」とは書道発祥の地中国の、唐の時代の陸亀蒙の詩句「万条寒玉一渓煙」にも記されていることから、寒冷地でも強く根を張る竹を指します。この竹の根のように、一人でも多くの同好の志が集い、研鑽することを大切にして、守っていきたいと考えています。

寒玉逕翠会理事長

寒玉逕翠会本部

東京都東村山市美住町1-23-7